基礎代謝量とレジスタンストレーニング

レジスタンストレーニング基礎代謝を本当に上げるか?
http://www.webleague.net/information/coach/qandadet.php?qandaid=2096&teachid=3

より引用

レジスタンストレーニング
レーニングマシンやダンベルなどを使用したウエイトトレーニングのように、筋肉に負荷を与えて筋肥大を引き起こすことを目的としたトレーニング法の総称。いわゆる筋トレ

「筋トレなら筋トレと言えよ」と、思わなくもない

代謝とは

基礎代謝
生命の維持に必要な最小限の代謝
  1. 前日の夕食後から12時間以上絶食
  2. 横臥位で安静
  3. 覚醒している
  4. 室温20℃

という条件で測定

安静時代謝
椅子に安静に座っている状態で測定
  • 基礎代謝より20%ほど高くなる
    • 座位による循環器への負荷
    • 姿勢維持のための筋活動
活動時代謝
活動している時の代謝

基礎代謝

  • 60%近くは、熱生産
    • 脱共役タンパク質(UCP-3)が体熱生産のうちの約60%
  • 骨格筋は基礎代謝のうちの約30%

内分泌活性や自律神経活性も基礎代謝に影響を及ぼす

筋肉量と基礎代謝

一般成人男性の基礎代謝
1600 kcal/day
筋肉量
体重の約40%

体重60kgの場合

  • =>筋24kg
    • 480kcal (1600 kcalの30%)
      • 筋肉1 kg当たり20 kcal/day

いきなりまとめ

(詳細はリンク先を参照のこと)

  • 3〜6ヶ月のレジスタンストレーニングで除脂肪量を2 kg程度増量し、安静時代謝を40〜120 kcal/日ほど増やすことは可能
  • ただ、40 kcalという値は微妙な数値で、統計学的に意味をなさない場合もある
  • 安静時代謝をより増やせるかどうかは、交感神経の活性化にかかっている可能性がある
  • レジスタンストレーニングによる交感神経と内分泌系の活性化には処方に現れにくい要素が強い影響を与えるので、トレーニングのテクニックが重要になる