日本GP観戦覚書

去年は金曜だけだったのでバイクで行ったが今回は3日間見るので車で
コストは

チケット9,300円+駐車券2,000円 11,300円
往復の高速代 18,030円
ガソリン代 12,166円
食費・燃料費 5,259円
通信費 2,800円
合計 49,555円

トータル3日半、2泊4日往復1,000kmの行程としてはやや高いか
ぶっちゃけ1人で行くのはコスパ悪い
食費・通信費を除いて2人で行けば25k、3人で行けば20k、4人だと17kぐらいになる計算なので出来れば3人以上が望ましい
食費はかなりケチった
由比SAでうどん食った以外はまったくメシに金使ってない
それでも1,750円/日なのでもう少し節約できたかな
ただあんまり削りすぎてもね、というのもある
通信量については4日間で331MBとそれほど大した量ではなかった
ツイッターぐらいしかしてないけどレース情報が主にそこ経由だったので助かった
SIM入れてナビが使えるようになったので大変助かった
道に迷う、というよりも道が合ってるかどうかわからなくなったときの安心材料として
燃費的には80km巡航で最高17km/L近く出た
平均では14km/Lぐらい。悪くはないが良くもないな。やはり高速巡航はつらい
移動時間は80km巡航で休憩入れて7〜8時間
普通車で120km巡航すればもうちょい早くいけるとは思うが
軽バンでは100km巡航ですら燃費と負荷の面でちょっと躊躇う
やっぱ折り畳み自転車か金があれば電動自転車か電動キックボードがあるといいな
ポケバイや原付もノーヘルで走り回ってるがさすがに軽バンに積むのしんどい
金曜に入って自由席スタンドにテント張ってその中から見るのが良さげ
折り畳みチェアもあるとラクそう
自由席なのにテント張って調理してる奴らもいたのであれが許されるならこっちもやったろうじゃんみたいな気になる
ぶっちゃけ場所取り含め自由席でそれってどうなのよとは思うけどね
だったら金払えと
現地にいるとレース状況がつかめないことが多い
場内放送もあるがタイミングモニターが見たいむしろ
RaceLiveが使えるかと思ったが回線のせいなのか動かなかった
レースをちゃんと見る、という意味では家でテレビで見てた方がいい
もちろんそれ以上に現地で感じることに価値はあるのだが、費用的なこと考えると5万近くの金に見合うかと言われたら微妙
まあいっぺんちゃんと見れたってのは良かった
でも来年は現地には行かないかな
趣味としては年収レベルが倍ぐらいにならないとキツイ
なんといっても無職のくせにこれのために半年節約してきたからな
正直疲れたのと帰りはどうせ激混みだろうと思ってMotoGPクラスの決勝レース終わる前にサーキットを出た
めちゃくちゃスイスイだったのでたぶんこれが正解
それかもっと遅くに出るかどっちか

Moto3クラス

Moto3クラスは岡崎、佐藤がワイルドカード参戦
レギュラーの尾野、鈴木と合わせて4人になるはずだったが予選にはいた佐藤がなぜか決勝にいない
どうやら転倒で元々負傷していた左足を痛めたのか欠場となったらしい
フェナティがほとんど懲戒解雇的に放出されたせいもあって今季はもうブラッド・ビンダーが年間優勝を決めているのである意味気楽さはある
ランキング2位のナバッロは予選であまりタイムを伸ばせずなかなか厳しいウィークとなった
予選は尾野がトップタイムでポール獲得かと思ったらスロー走行ペナルティで3グリッド降格
レースも3位に入ったと思ったらマシンの最低重量違反により失格となんともがっかりな結果
ただ最後までトップ集団の中でレースを運び、ラスト3周ぐらいまでは勝負権を失わずにトップを狙える位置をキープできたことの意味は大きい
ミーニョと競り合っても動じずに走りきったのも良かった
尾野との接触が原因でミーニョは転倒してしまったが現地で見ていても尾野に非はないように見えたし実際非はない
岡崎はペースが遅すぎてぶっちぎりで最後尾を単独走行
言っちゃ悪いが単なる記念参戦にしかなってない
もちろん持ち帰れるものはたくさんあるだろうが、なぜJ-GP3のライダーの中から岡崎を選んだのかはやはり謎
客寄せパンダとしてならもちろん大成功だろう
いうて俺も大好きだ
今年はアナ・カラスコちゃんがいないのが残念だけど同じ女性ライダーのマリア・エレーラちゃんももっとフィーチャーしてくれてもいいのに
鈴木は今季はなかなか良いところを見せれていないが日本GPでもノーポイントに終わってしまい不甲斐ない結果となった
ただわりと転倒者が続出した荒れたレースの中にあって、今年のMoto3クラスの日本人ライダーは3人ともきっちり完走したのでそこだけは良かった
完走してチェッカー受けるって大事なことよね
岡崎もあれだけぶっちぎりで置いていかれてもけしてあせることなく自分のペースを守って最後まで走りきったことは称賛されて良い
レースが終わったあと誰よりも大きな声援と拍手を贈られたのは彼女だったことも記しておきたい
レースは最後までビンダーが先頭を走っていたものの、バスティアニーニが90度コーナーで仕掛けて先頭に立ち、そのままフィニッシュ
不運続きだったバスティアニーニの今季初優勝となった

Moto2クラス

レギュラーの中上に加え、浦本、長島、関口の3人がワイルドカード参戦
去年は確か小山と高橋だったか
FP3までは好調に見えた中上だったが、ルティがかなり良いラップを出しザルコが最後の最後にそれを上回るタイムを出してみせるなどした中P7どまりと悔しさの残る予選
ワイルドカード参戦勢はMoto2経験もあってCEV参戦中の長島はそこそこの位置だったが浦本、関口は全体のレースペースについていけてないように見える
決勝はMoto2クラスも転倒が相次ぎ、予選というよりウィークを通して振るわなかったリンスが開始早々に転倒リタイアした他、4番手で中上の前を走っていたロウズも転倒、バルダッサーリ、フォルガー、アクポン、マルケス弟、マリーニ他多数が転倒する中、日本人ライダーは全員完走とこちらも転倒がなかったことは良かった
中上は少し出遅れた感はあったものの1コーナーの進入で上手く5〜6番手の位置をキープ
ルティが終始レースをリードする展開の中で最後までトップ集団の後尾をキープし続けることはできていた
ルティは決勝でもかなり速いペースで周回を重ねており、しかも最後までペースを極端に落とすことなく走りきってトップチェッカーを受けた
ザルコは中上の後ろを走っていたが最後にペースを上げ、逆に最後ペースを落としたモルビデリを抜いて2位
ランキング2位のリンスが序盤に転倒してノーポイントとなったため、ランキング争いはザルコとルティの一騎打ちになるか?
中上は4番手でモルビデリを抜こうとしてはいたが立ち上がり加速はあきらかにモルビデリの方が早く、最終ラップで一度は抜いたもののバックストレッチであっさりかわされて4位で終わった
リンスはレース序盤で転倒し、シールドも吹き飛んでなくなっている状態ながら最後には浦本を抜いてフィニッシュ
関口がぶっちぎりで最後尾
当人たちは楽しそうである
過去に参戦していたMoto2時代も含め、初めてのポイント獲得を果たした長島は感無量といったところ
来季からMoto2フル参戦が決まっているそうなので良いはずみになったことだろう

MotoGPクラス

いわゆる4強のうちの1人ダニ・ペドロサが金曜のFPで転倒し、手術のため緊急帰国
ダニに代わってたまたまそこらをうろついていた青山博一が急遽代役参戦となる
ホルヘも転倒してヘリで病院に運ばれたがFP4には戻ってきて走行
ナカスガサーンはQ2進出できず16番グリッド
青山は最後尾
ポールはなんとヴァレさん
レースはヤマハが良いスタートを決めたもののマルクが先頭に立ちリード
ところがヘアピンで早々にヴァレが転倒
終盤にはホルヘもV字コーナーで転倒して4強のうち3人が消え、マルクが優勝
同時に今季の年間優勝を決めた
と、いっても終わる前にサーキットを離れたので見てないのだが
中須賀は11番手、青山は15番手でフィニッシュ
スズキの2台はヴィニャーが3位、アレイシが4位とひさびさの表彰台を飾った