2015 MotoGP 第6戦ムジェロ(イタリア)GP 予選(2015.05.30)

Moto3クラス予選

前戦フランスGPでは2004年の日本GP以来のイタリア人が表彰台を独占したMoto3クラス
前戦フランスの予選は雨で最初の1〜2周しかまともにアタックできなかったが、ムジェロは天気に恵まれ気温22℃、路面温度40℃、風速10km/hというコンディション


尾野弘樹は今回悪くない感じ。レオパードレーシングはケントと尾野を一緒に走らせてアタックさせるらしい
ケントは1:57.822から1:57.738にタイムを伸ばし暫定1位
と、ニッコロ・アントネッリが1:57.726でトップタイム
ミゲル・オリヴェイラも速いぞ
尾野がFP3から1.1秒タイムを縮めて6番手タイム。ケントに引っ張ってもらった効果はあったみたいだな
ケントも1:57.706にタイムを縮めて再び1位
フランスGPでは惜しくも転倒のクアッタハッホは5番手タイム
KTMアジョのチームは3台揃って仲良くタイム出し
オリヴェイラが1:57.657を出してトップ
ヘレスの予選でケントにひっついて走って嫌がられていたロマーノ・フェナティは今回は単独でのアタックでタイム伸びないのか8番手
と思ったら1:57.702でケントを抜いて2位に入ってきた。いつも予選では振るわなかったけど速いな今回
ケント・尾野のチームメイト、GP参戦130戦目のエフレン・バスケスは調子が出ないのか26番手タイム
日本の鈴木竜生は36台中の36番手
クアッタハッホは良いペースで回ってきたが後半セクションでタイムを落とし1:57.741で5番手。続いてのアタックでベストラップで回ってきたが12コーナーでフロントが切れ込み転倒。大きなケガはないようだが予選には戻れないか
フェナティが1:57.319でトップ
ピットイン後のアタックでアタックに入ったケントが1:56.615と56秒台の真ん中に入れてトップ
ケントと併走でアタックに入った尾野も1:56.904と素晴らしいタイムを出して2位。これにはレオパードのチームスタッフも大喜び
ケントはここでアタック終了
尾野はそのまま周回


1ケント、2尾野、3フェナティでグリッド確定
ケントはこれで今シーズン4度目のPP
バスケスは結局22番グリッド
転倒したクアッタハッホは予選に戻れず13番手
鈴木は最後尾の36番手。がんばれ鈴木竜生!

MotoGPクラス予選Q1

タイヤのコンパウンドはハード、ミディアム、ソフトの3種類、リアは右側がハードなコンパウンドの非対称タイヤ
FP3で転倒を喫し、マシンのセッティングに苦労してまさかのQ1スタートとなったマルク・マルケス
ムジェロがほぼホームコースのドカティは今回気合の入り方が違う
新しいディスモセディチGP15はFPでGP史上最速となる349.8kmという最高速をマークしてきた
バレンティーノ・ロッシも今回のために銀色に輝くスペシャルメットを用意
一方ロレンソはものすごく乗れている。安定して速い
午前中のFP4でも1コーナーでマルケスは転倒し予選はもう1台のマシンで行う模様
ルマンのFP3で転倒し、レースが終わってから右手親指の側副靱帯断裂の手術を19日に終えたばかりのアレイシ・エスパルガロが1:47.483から1:47.222にタイムを縮めトップ
続いてダニロ・ペトルッチが2番手タイム
マルケスはFP4での転倒もあってなかなかピットから出て来なかったが、出てくると1:47.240とトップから0.017秒差で2位に入った
マルケス陣営もQ2進出を確信したのかここでピットに戻ってしまう
ところが最後にヨニー・エルナンデスが1:47.117を出してQ1終了
これでマルケスは最高峰クラス参戦以来ワーストグリッドとなる13番手スタートが確定
モニターを見ていたマルケスも被っていた帽子を投げ捨てて後ろに引っ込んでしまった
一方ヘルナンデスの所属するプラマックのクルーは大喜びしている。Q1とは言えマルケスを上回ったんだから当然か
アレイシはまだ手が痛そう
ヤマハのピットにアゴスティーニがいる

MotoGPクラス予選Q2

スコット・レディングが1:47.168
カル・クラッチローが1:47.008
ドヴィツィオーゾが1:47.188
とタイムを出したところでロレンソが1:46.808と46秒台に入れてきた
ロッシは1:47.187
ブラッドリー・スミスはタイムが伸びないか
各車一旦ピットインしてからアレイシ・エスパルガロが1:46.854で2番手タイム
レディングも1:46.875と46秒台に入れてきた
ロレンソは1:46.648から1:46.584までタイムを更新
アンドレア・イアンノーネが1:46.489でトップに躍り出る
クラッチローは1:46.657で3番手に出たがドヴィが1:46.610とこれを抜いて3番手
2013年に1:47.157のベストポールを出していたペドロサだが今回は伸びないか
ドヴィツィオーゾはなんと350.8km/hと公式セッションでの最高速を記録
車載カメラのデータでは361kmまで表示されていたが計測区間の関係で公式には350.8km/h


1イアンノーネ、2ロレンソ、3ドヴィ、4クラッチローでQ2終了
イアンノーネは最高峰クラス参戦初のPPを獲得
ドカティとしては2007年以来のPPとなる

Moto2クラス予選

気温は23℃、路面温度42℃と少し上がってきた
今戦がGP参戦204戦目となるトーマス・ルティが1:52.086から1:52.031にタイムを縮めて暫定トップ
続いてティト・ラバトが1:51.941を出して1位に
サム・ロウズがカサノバの手前の4コーナーで激しく転倒
フローリアン・アルトも10コーナーで転倒
ロウズはエンジンがかからなかったのかコースをショートカットして手押しでピットに戻るみたいだ
ジョナス・フォルガーが6番手タイム
アレックス・リンスは今回振るわないか?
ルティが1:51.993から1:51.879にタイムを縮めたが、ドミニク・エガーターも1:51.996から1:51.856にタイムを縮めてトップに立つ
アルトと同じ10コーナーでアクセル・ポンス転倒
コケたマシンをようやく直してピットアウトしたロウズが1:51.514の素晴らしいタイムでPP獲得
ラバトはトラフィックに引っかかってなかなかタイムが出ない
サンドロ・コルテセが転倒


グリッドは1ロウズ、2エガーター、3ラバト、4ルティ、5ルイス・サロム、6ヨハン・ザルコ
日本の中上貴晶は17番手タイム