AZTEKを使ったレスキュー


ランヤードから荷重を抜くのにAztekを使用している例


なんらかの理由で意識を失いランヤードにぶら下がってしまった要救助者(レスキュイー)

  1. まず要救助者のやや上方まで降りていって
  2. Aztekの一端を引っ掛け
  3. 引っ張り上げて荷重を抜き
  4. ランヤードを外して救助者(レスキュアー)のD環に付け替え
  5. 救助者の操作で2人揃って下降

という手順。割と簡単ですね。
下降器はID、バックアップはASAP


しかしこれだとなんらかの要因でメインロープが切れたときに、2人分の落下衝撃荷重がASAPに掛かることになって、その場合間違いなくロープずる剥けになるよね。安全考えると要救助者のバックアップにもう一本ロープ垂らした方がええんじゃないのかな?ってあたりが気になる。
人手と機材が十分なら、別ラインで確保して下からの操作で降ろすのが定法じゃねえのかな?