マイケル・ムーアと2ちゃんねらの態度って似てるところがあるような気もするし、まったく似てないって気もする。う〜ん…
人がこんなに無知だなんて
知ってるつもりで何も知らない
私もそうだったわ
多分に感情的かつ感傷的、丹念に事実を積み上げた、というよりはかなり誇張や演出も含まれている。時に迷走気味で、何が言いたいのかはっきりしないこともある。しかし、すべての人が観るべき映画、ということに変わりはない。"事実"はともかくとして、誰もが"無関係"ではいられない。作中のG.オーウェルの引用は、現在のアメリカの置かれている状況を、よく象徴している。55年前に死んだオーウェルが危惧した通りのことが、現実に起こり、今も起こりつつある。いや、おそらくG.オーウェル自身ですら、彼の危惧がここまで的中するとは想像だにしなかったに違いない。
戦争の現実味など問題ではない
勝利は不可能だ
戦争の目的は勝利でなく、その継続だからだ
階級社会は貧困と無知を土台にのみ可能となる
歴史上、戦争の正当性は常に書き換えられる
戦争への努力は社会を飢餓状態に保つためだ
戦争は支配者が被支配者に対して行うもの
目的は東アジアなどに勝つことではなく、社会体制を無傷で維持するためである
