だから、内容なんてどうでもいいことなんだ。たとえば、アルバート・キングのチョーキングとかさ、「クゥィウン」って、その一発で小説一冊分の感動があるわけ。「クゥィウン」だよ? それだけで、「生きててよかった」とすら思うんだ。面白いって、そういうことなんじゃないですか。それは考えれば考えるほど、語れば語るほどチンケなことになっていくことだと思う。
歌詞の内容はどうでもいいことだけどね。受け取り側はそうやって付加価値を付けていってくれればいいんだけど、出してる俺たちにとって、歌詞の内容なんてどうでもいいんだ。あ、いや、歌詞自体は、とっても重要なんだよ。
(略)
どうでもいいに決まってるじゃん。だって、人間の頭で思いつくことだもん。たいしたことねえよ(笑)。