- .600ニトロ・エクスプレス(.600 Nitro Express)
- .60口径(15.24mm)の狩猟用マグナム弾。このライフル弾を無理矢理拳銃で撃ってしまおうと開発されたのがフェイファーツェリザカである。弾頭重量900グレイン、マズルエネルギー7591ft-lbs。
撃ち手の安全面や拳銃の耐久性などが全て無視され、とにかく破壊力だけを追求した職人の理想の頂点に立つようなコンセプトの元に設計された。そのスペックは拳銃という代物を遥かに凌駕しており、本体重量だけで6.5kg、RPG-7ロケットランチャーとほぼ同重量という、人間が片手で保持することすら難しいという一品に仕上がっている。破壊力に至っては文字通り桁違いで、10300J、9mm拳銃弾のほぼ20倍、.357マグナム弾の13倍でありライフル弾やスラッグ弾など比較にすらならない。比喩抜きで象を一発で撃ち殺せる上、装甲車に正面からケンカを売れるという世界で唯一の「拳銃」である。
事実上、人間が立った状態での射撃は不可能であり、狙撃用ライフルのようにバイポッドやマットの上に固定しないと撃てない。この時点でもはや拳銃とは呼べない
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ssbohe/ranged_zeliska.htm
ものすごい勢いで後ろに吹っ飛んでるwすごすぎw
ちなみに完全ハンドメイドのため一丁200万ということです
ニコ動版はこっち
- 追記
- http://www.nicovideo.jp/watch/sm144330のコメによると、どうやらこの動画の銃はツェリザカではないようです。弾は.600NE弾だが銃は別の物、とのこと
しかしこれでも世界最大の拳銃ではなくて全長1260mmというアホみたいなサイズのリボルバーが存在します
PFEIFER ZELISKA REVOLVER
どうやらレミントン1859をスケールアップしたレプリカみたいですね
余談だが、よくある誤解に「世界最大のリボルバーはツェリザカだ」というものがある。実際のところ、2005年度のギネス・ワールド・レコードに載っている世界最大のリボルバーは、ポーランドのリザード・トビー氏が製作したレミントン M1859のスケールアップモデルである。ところが、このM1859(通称“トビー・レミントン”)を取り上げたサイトがタイトルに誤って「PFEIFER ZELISKA REVOLVER」と書いていたところ、そのサイトの情報を元に某ワールドワイドなニュース系ブログが「世界最大のリボルバー、その名はツェリザカ」とする記事*1を書いたため、この誤解が世界的に広まることになった。
なるほどね
長くなりすぎたんでM500と.454カスールについてはまた今度