今の家は結構家具も少ないっていうか5Fでベーターがないから必然的に大型家具が買えなくて、結構シンプルな筈なんだが、作業途中の細々としたものが散らばっていて、殺風景ながらも雑然としまくって、まるでホームレスが住んでいるような状態になっている。家に女がいないというのは、ホントに片付かないというか、片付ける気もないというか。ま、散らかしている当人も居心地良いとは思ってないわけで…
もっともっといらないものを廃棄していかないといけない、とは思うものの、捨てるペースよりも不要物が増えていくペースの方が早いわけで、金も無駄なら時間もスペースも無駄にしていると分かっていてもやめられない。
よく家が全部ゴミ置き場と化しているようなそんな家をメディアで見たりするが、そうなりそうな勢いである。ああいう生活は決して憧れはしないけど、どこか共感する部分があって、それが恐い。
はっきり言って、食器洗い乾燥機と全自動洗濯乾燥機さえあれば女なんざいらないんだが、洗濯物を畳んでしまったりとか、食器を拭いてしまったりとかすることに時間を割く意味を感じない男にとっては、もうそれすら面倒でやりたくない。かといって3食外食ですますような経済力があるわけでなし。
離婚して、自由に使える時間が増えた筈なのに、だらだらと時間を無駄にしている。生活全般に活力がないというか、いくら部屋をきれいにしても、美味しい料理を作っても、誰が喜んでくれるわけじゃなし、3匹の猫が喜ぶ筈もないし。「いつかやろう」と思ってだらだらと生きていく典型的なタイプだな、俺は。