Zen3が出た今組みたいゲーミングPCの構成を考える

とにかくZen3の性能がいいらしい


特に5600Xのコスパがおかしい
さすがにマルチコア性能では10コア20スレッドの10900Kに大きく劣るもののシングルスレッド性能では上回り、シングルスレッド性能がモノを言うゲームでは10900Kと同等か、場合によっては上回る性能が出ているようだ

懸念材料だったマザーボードの価格もB550マザーが出たことで安定し、MicroATXなら10k弱からと選択肢が広がったのも大きい


以前書いた記事では「OS込み10万以下で144fps」ということで考えたが、その後GPUではRTX3000番台が、CPUではZen3が出て、より高い性能を以前より安く組めるようになったので今回は「OS込み20万以下で240fps」をコンセプトにしていく

プラン1(5600X+RTX3070)

MB B550 15k
CPU Ryzen 5 5600X 40k
CPUクーラー 虎徹 MarkII 4k
RAM DDR4-3200 32GB (16GB x2) 11k
M.2 SSD 1TB NVMe 12k
GPU RTX3070 70k
電源 750W 8k
ケース ドスパラ3000円ケース 3k
OS Win10 Home 14k
-- 177k

GPUは2080tiに匹敵する性能という3070
電源は5600XがTDP65Wの実測80W弱、3070がTDP220Wなので、750Wでもシステム消費電力は目安である50%の375Wを余裕で下回るはずだ
正直800Wオーバーになると途端にコスパが悪化するので750Wに収めておきたい気持ちもある
*1
マザーボードはゲーミング用途を考えて強めの15kとした
メモリは16Gでも不足するようなことは滅多にないが、予算にも余裕があるので32G

プラン2(3080コース)

MB B550 15k
CPU Ryzen 5 5600X 40k
CPUクーラー 虎徹 MarkII 4k
RAM DDR4-3200 16GB (8GB x2) 6k
M.2 SSD 500GB NVMe 8k
GPU RTX3080 100k
電源 750W 8k
ケース ドスパラ3000円ケース 3k
OS Win10 Home 14k
-- 198k

一応3080でもなんとか20万以下にできるよ、という構成
ぶっちゃけ1080p (1920x1080) ではCPU性能がボトルネックになって3070でも3080でもあまり差が出ない
3080のシステム電力条件は750Wなので電源はこれでもなんとか足りている
20万以下で1440p/144Hzや2160p/120Hzを狙いたい人向け

プラン3(5600X+RTX3070での最安構成)

MB B450 8k
CPU Ryzen 5 5600X 40k
CPUクーラー 虎徹 MarkII 4k
RAM DDR4-3200 16GB (8GB x2) 6k
M.2 SSD 500GB NVMe 8k
GPU RTX3070 70k
電源 750W 8k
ケース ドスパラ3000円ケース 3k
OS Win10 Home 14k
-- 161k

マザーボードをB450に変更
メモリとストレージを半分にして161k、OS抜きなら15万を切る構成
メモリとストレージはともかく、B450マザーはPCIe4.0非対応なのであまり削りたくはないところではある

グレードアップオプション

NVMeヒートシンク +0.7~1k

マザーボードヒートシンクが付属していないものを選ぶと必要になる

ケースファン +1k~

ファンはピンキリで、1基で1kを切るものから4kを超えるものまである
付属のケースファンの性能は値段なりなので(3000円なので当たり前だが)、温度が気になる向きは交換しておくのが無難だろう
できればフロントにもファンを追加しておきたいところ
まあだったら最初からしっかりしたファンがついているケースを選べよ、という話ではある

CPUクーラー 虎徹⇒無限五 +1.5k

最近虎徹の値上がりが激しいのでだったら一つ上の無限か風魔に上げてしまってもよい
ただ、いくら高性能とはいえ5600XはTDP65WのCPUなので無駄といえば無駄


ってここまで書いて気付いたがドスパラ3000円ケースなくなっちゃったんだなぁ…残念

*1:ちなみにだがNVDIAによる3070のシステム電力条件は650W