upFront.eZine というニュースレターがある。その #495 で次のような記事が配信された。(日本語版より引用)

 AutoCAD 2006と2007は、ユーザがコンピュータを起動するたびにAutodeskのサーバーに連絡を送る。
 それによってどのバージョンのAutoCADが使用されているかをAutodeskは知ることができる、AutodeskのCEOは財務アナリスト達とのコンファレンスでそのように語っていた。Autodeskが明白にしていないため、他にどのような情報が収集されているのか私は知らない。
AutoCAD Startup Acceleratorソフトウェアが、ユーザコンピュータのスタートアップリストに追加され、自動的にロードされるようになっている。AutoCAD 2007ではC:\Program Files\Common Files\Autodesk Shared\acstart17.exeがそのソフトウェアであり、AutoCAD 2006ではC:\Program Files\Common Files\Autodesk Shared\acstart16.exeがそうである。)
 AutodeskはAutoCADのクラッシュ発生のたびにユーザコンピュータから送信される情報をリストにしているが、クラッシュ時以外にはAutoCADがどのような情報をAutodeskに収集・送信しているのか、同社は明らかにしていない。

 これに対して Shaan Hurley がブログで反論。

 起動時のインタネットへの送信はオートデスクへではなくVeriSign社に送られている。これはWindowsロゴ認証を受けるためのものだ。
 AutoCADがオートデスクに情報を送信するのは次の3つの場合だけだ。

1. プロダクト アクティベーション認証
2. エラーレポート
3. コミュニケーション センター