フェティシズム

=【人類学・宗教学】呪物崇拝;【経済学】物神崇拝;【心理学】性的倒錯の一種


フェチ=俗語


ド・ブロス(仏・Charles de Brosses)1760年『フェティッシュ諸神の崇拝』(Du culte des dieux fetiches)

  • アフリカの住民の間で宗教的な崇拝の対象になっていた護符(フェティソ Fetico)

物以外の状況・行動などへの偏愛はおおまかにパラフィリアと呼ばれる

胸の大きな女性が好きだから自分はおっぱいフェチだなどと自称する人は多いが、これらは上記の基準に照らし合わせればフェティシズムには分類されない

かつては隠微なものであった特殊な嗜好も、近年ではフェチという言葉が一般化し、脇フェチ、尻フェチ、二の腕フェチなど一層細分化され、パーツへのこだわりという現象が顕著になってきている。また、近年ではめがねフェチ、鎖骨フェチ、腹筋フェチなどといった言葉で語られる女性の男性に対するパーツ化された嗜好が一般に語られるようになってきている。ただこれらは俗称であり誤用である。

谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』(1961年)
若い嫁の足に踏みつけられることを夢想し、死んでゆく男性を描いている。フェチを描いた先駆的小説である。

足に対する偏愛は「谷崎趣味」と呼ばれることもあった


以上すべて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0
より引用