dnkgi師の書評から
天才ガロアの発想力 ?対称性と群が明かす方程式の秘密? (tanQブックス)
- 作者: 小島寛之
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/08/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ガロアの群論―方程式はなぜ解けなかったのか (ブルーバックス)
- 作者: 中村亨
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: 新書
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- 作者: エミール・アルティン,寺田文行
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: 文庫
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ちなみに0番目に簡単な群は、元が一つ、演算が「何もしない」という群。群というか「孤」といおうか。それはさておき群の一体全体何がすごいのか。
集合、すなわち数の集まりだけではなく、数を別の数にするという操作、すなわち演算もセットにして考えたことである。setは英語では集合の意味にもなるので意図せぬ駄洒落になってしまったが、プログラミングにたとえると、まるでオブジェクト指向ではないか。データとプログラムを分けて考えるのではなく、オブジェクトとメソッドとして合わせて考えるという意味において。群とはまるでクラスみたいだ。
404 Blog Not Found:群の叡智 - ガロア理論を知るための三作