- 作者: マルクボナール,ミシェルシューマン,Marc Bonnard,Michel Schouman,藤田真利子
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 単行本
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図書館で借りたらページが一枚破りとられてた。だれだこんなことするのは?
以下メモ
- 陽根《ファルス》崇拝
- 「豊かな生命力と永遠性の象徴、命の源、物を生み出す自然の力の象徴」創造の力
- 雄牛あるいは山羊の生殖器(12宮・星座、春の象徴)
- (崇拝の対象としての)ファルス≠ペニス
- 【ギ】phallus <-【ラ】fallot(?)
- ローマに至ってムチヌスmutinusあるいはファスキヌムfascinum
- ペニス語源
- 【仏】verge 陰茎
- 道祖神=ファルスの変形?
- エジプトのファルス信仰(BC3000〜AC400)
- インド リンガ
- ファルスと男根奉納物は同じではない
- プリアポス信仰
- 生物学的進化
体格と比較したペニスと睾丸の大きさは、霊長類の中で人間が最も発達している
- 直立歩行につれて人間の体の前面が性感帯になり、性の視覚サインになった
- コンドーム
コンドームは紀元前14世紀から存在する
(エジプト、動物の膀胱によって作られていた)- 古代ローマ人 山羊の膀胱、羊の盲腸、豚の腸
- 中世中国 油引きの薄紙、蝋引きの紙繊維
- 封建時代の日本 魚の浮き袋、薄い鼈甲、若い竹の中にある繊維の膜
- コンドームの語源
- 割礼、イニシエーション
- エジプト、ユダヤ、イスラム
- アフリカ、オーストラリア、南米など
- ユダヤ教の割礼がキリスト教で洗礼(心の割礼)に変化
- オーストラリアの部族 切除された包皮を母親が食べる
- ニューギニア、アルンタ族
自分の包皮を姉妹の一人に贈る。もらった女性はそれを乾かし、赤褐色に塗ってペンダントにして首にかける
- アフリカ、リベリアのポロ族
男性のイニシエーションの後でそれを乾かし、女性のイニシエーション(性器切除)の儀式で使うために料理する。イニシエーションを受ける女性たちがそれを食べる。イニシエーションをうける男性のほうは、切除された女性のクリトリスと陰唇を食べる。
- マダガスカル 母方の叔父が包皮をバナナにはさんで食べる
- アフリカ、ガボンのコア族 包皮を「聖なるクルミ」の幹に打ちつける
- コンゴのンガラ族
包皮をバナナの葉に貼り付け、イニシエーションを受けた者は、その木の実が熟すのを待ってそれを食べる。
- ナイジェリア、イビビオ族 包皮を「ファルスの神殿」に捧げる
- ニューギニア、パルヤ族とサンビア族
サンビア族の若者はイニシエーションの儀式の際にフェラチオをして精液を飲むことを強制される
この儀式はかなり暴力的に行われたため、反抗した者の首の骨が折れることもあった
- 上部割礼
- 尿道割礼
- 陰部封鎖
- 作者: マホメッド・エルネフザウィ,立木鷹志
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 1994/11
- メディア: 単行本
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