ロンドン論集とさいごの手紙

ロンドン論集とさいごの手紙

ロンドン論集とさいごの手紙

ルーマンの講義録を読んだあとでこれを読むのはものすごく苦痛だった。
ただひとつの真理、神、善なるものを妄信する狂ったユダヤの眼鏡っこの乙女チックな妄想として読むのが正しいのかどうかヴェイユをよく知らないのでなんとも言えない。というかこういうものをどうたらこうたら言うのはまったく趣味にあわない。文学として読むべきなんだろうなこの人は。いずれにせよ二度とヴェイユを読むことはないと思う

自己の内部に満たされない願いを持ちつづけるぐらいなら、揺りかごの中の子供を窒息させるほうがましだ

ウィリアム・ブレイク