ちんこ

無職だし、暇なのでブクオフ立ち読みから帰っていつものように水風呂に入って、湯上がりにしばし裸で呆然としつつ、じっとちんこを眺めてみる


ちんこ…
俺のちんこ…
大好きなマンコに突っ込まれることもなく、こうして朽ちていくんだなおまえ…
俺はもうちょっとおまえを活躍させてやりたかったんだが、どうやら無理みたいだ…すまん…
たまに使われたと思ったら二年にいっぺんだもんな
悪いと思ってるよ…
きっとこれからどんどん出番が少なくなって、この先一生かかっても両手で数えるぐらいしかお呼びがかからないかも知れない


俺のことは良いんだ
どうせ孤独死するって覚悟は決めてるから
ただ、おまえのことを考えると不憫でなぁ…
おまえもちんことして生まれたからには毎日毎日擦り切れるぐらい使われたかっただろうに…
ごめんなぁ…ちんこ
俺が不甲斐ないばっかりにこんな目にあわせちまって…
今度生まれてくるときは立派なヤリチンになるんだぞ



っていう気だるい面接前の午後…
ごめんなさい、すぐに服着ます