F.L.E.D./フレッド

マトリックスシリーズのローレンス・フィッシュバーンとスティーブン・ボールドウィンボールドウィン兄弟の4男)のコンビが連邦保安官やらキューバンマフィアやらに追っかけまわされ、行く先々で死体の山
『ワイルド・ワイルド・ウェスト』を見た後だったのでサルマ・ハエックまた出てんじゃーんって思った(小波
出だしの脱獄シーンとか、黒人と白人のコンビとか、まんま『48時間』のパクリじゃね?って感じもするが、内容は『逃亡者』の方が近いか(本編の中でもネタにされてるし)
実はローレンス・フィッシュバーン演じるパイパーは警官!(元警官)だったのですって最初からわかってしまうので驚きゼロ
あとスティーブン・ボールドウィンがどう見てもダッジって顔してないのが最後まで馴染めない
ウィル・パットン演じる刑事がなかなか良い味してるんだが、連邦保安官、刑事、潜入捜査官、犯罪者、殺し屋、マフィアの親玉、司法局の親玉と利害関係者が多すぎてかえって雑然としてしまった
脱獄のときに一番人をぶっ殺した悪人顔のおっさんは早々に撃ち殺されてるし、黒人と白人の絆もなんか無理矢理だしと日本未公開もある意味納得
タイトルのF.L.E.Dの意味は最後までわからず。アクロニムじゃなくて単なる英単語のfled(逃亡者)ってだけ?
最後にネタにされる映画『ティナ』はティナ・ターナーの暴力亭主アイク・ターナーを演じてたのがローレンス・フィッシュバーンっていうのが分かってないと笑えないんじゃないのかと