- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (10件) を見る
第65回のカンヌでパルムドールを受賞
いわゆる老老介護を題材にした映画
ハネケらしいというか、総じて説明不足な感は否めず、細やかな説明を省略した時間分量を日々の丹念な描写に割り当てている
プロット上明確なオチをつけないのはかえって良かったのかもしれない
見ていてつらい映画
見るべきか、という問いには見るべきである、と答えるだろう
しかしまた見たいか?と聞かれたら答えはNOだ
夫役に『男と女』のジャン=ルイ・トラティニャン、介護される妻役にエマニュエル・リヴァ、撮影時、トラティニャン82歳、リヴァ85歳である。娘役に『ピアニスト』『8人の女たち』のイザベル・ユペール
特に病に倒れる老妻を見事に演じたエマニュエル・リヴァが素晴らしく、英アカデミー賞、ヨーロッパ映画賞、セザール賞で女優賞を獲得したのもうなずける