イングロリアス・バスターズ(2009)


タランティーノ監督作としては7作目になるか
相変わらずのキャラクタドリヴンというか、キャラが勝ちすぎてプロットが置き去り気味。史実とか完全に無視して妄想のまま突っ走っているが興行的には大成功。暴力描写が痛々しいのも相変わらずgood!


マイク・マイヤーズ(『ウェインズ・ワールド』『オースティン・パワーズ』)が地味に将軍役で出てくる
マイケル・ファスベンダー(『X-Men: ファースト・ジェネレーション』)は案外あっさりというかもったいない使われ方
アウグスト・ディールは若かりしころのクリストファー・ウォーケンにちょと似てる。
独語はともかく仏語、イタリア語まで流暢にあやつるSS大佐役のクリストフ・ヴァルツは米英のアカデミー賞とグラミーで助演男優賞を獲得している


話の筋は特攻大作戦荒鷲の要塞を足したような感じだが、とにかくメインから端役まですべての登場人物が魅力にあふれているのがなんともタランティーノである。