要求仕様と法

よい要求仕様は以下を満たす

  • 必要性 - 含めなければならない事項や他のシステムコンポーネントで補えないような重要なシステム要素が網羅されている。
  • 明確性 - 何通りにも解釈できる書き方をしない。
  • 簡潔性 - 読みやすく簡潔に書かれており、何が必要かという要点は抑えている。
  • 一貫性 - 各要求事項間で矛盾がなく、他の関連する要求仕様とも矛盾しない。さらに、用語の使い方も一貫している。
  • 完全性 - 1つの文書に全てが書かれており、読者が意味を調べるために他の文書を読まなければならなくなるようなことがない。
  • 到達性 - 前提条件となる費用と期間に対して、要求されている機能の程度に実現性がある。
  • 検証性 - 要求内容が正しく実装されたかどうかを検証する方法が記されている(インスペクション、分析、デモンストレーション、テスト)。

法はどうか?とくに完全性と検証性において
あるいは明確性・簡潔性・一貫性にも不備はないだろうか?