- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/04/02
- メディア: DVD
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アンジェリーナ・ジョリーはただただおいしい役どころ。鬱な日常を過ごす冴えない男がいきなり世のため人のため人を殺す暗殺集団に引き抜かれるというぶっとび設定をアンジェリーナ・ジョリーのインパクトでなんとかごまかせたとしても、織り機の予言を解読してとか、手首の振りで弾道を曲げてとかいうあたりですでにもう限界。無理。腕の振りで弾曲げるとか失笑しか出てこないわ。ギャグすぎる。まあギャグなんだろうけど。プロットもアホみたいな陳腐さだし、またモーガン・フリーマンもったいない使われ方してるし、モーガン・フリーマンはもうちょい仕事選んだ方がいいと思うな、マジで。
意外なところで『華麗なるペテン師たち』シリーズのマーク・ウォーレンが修理屋、ミュージシャンのコモンがガンスミスという役で。どう考えても発射できそうにない奇天烈な弾丸を作る職人役でテレンス・スタンプが、これもまたもったいない使われ方。
7500万ドルとそこそこ潤沢な予算をVFXで補って、映像的には見所満載だがそれ以上のものはない。グラフィック・ノベルが原作らしいけどだからなのかね?ヒットはしたらしいから、なんも考えずに楽しむにはこれぐらいでちょうどいいんだろう。
監督はカザフ生まれでCM上がりのティムール・ベクマンベトフ。音楽は『フォービデン・ゾーン』他多数のダニー・エルフマン
まあこれも中学生におすすめの映画かな。死ね。