右京遭難

46なんだな右京
46でマシフ目指すとかすげえぞこいつ
今回の遭難は不運だったとしかいいようがないな、ベテランでも死ぬときは死ぬ。冬冨士だし
著名人だけあって各所であれこれ言われてるけど南極目指すんだったら悪条件でも文句は言えねえしな
冬冨士はやっぱ怖い。テント飛ばされたって話も良く聞くな。テレビで右京のテント見たけどモンベルのだった。Vテンだったら飛ばなかったか…?いやわからんな…
風で飛ばされたくなかったら支点打って固定したうえでテント張らずにツェルトにくるまるしかないのか結局


しかし「富士山ごときで」みたいなコメント良く見るけど、いやいやお前の知ってる富士山は夏だけだろと、真夏でも山頂付近は気温一桁だぞと、体感では零度下回るぞと、真夏でも手袋要るぞと、冬冨士はマジでやばいんだよ素人ども
厳冬期の富士山は冬の昭和基地なみの気温、冬の昭和基地以上の風速、体感温度は冬の南極以下の場所、つまり完全な極地。
単独峰でああいう山形なために風の避け場がなく、しかも風向きも一定でないうえに常時強風。日によっては足元はガチガチのバーンになってアイゼンもピッケルも刺さらず、傾斜が一定で滑り出したら止まらない(2007年には8合目から4合目まで1000m以上滑り落ちて亡くなった人がいる)。しかも滑り落ちるときにガリガリに凍った雪面に体が削り取られて血まみれになる。つまりうっかり転んだら即死亡、運が良くても重傷必至(500m落ちて助かった人もいるにはいる)。冬冨士は条件次第ではいつ死んでもおかしくないところ。よく覚えとけ


今回の遭難ですごいのは46歳の元F1レーサーがテントが飛ばされるほどの強風の中、しかも夜11時という真夜中にテントを出てひとり仲間を探して200m下り、救助を求めに6合目まで下山する翌午前11時まで12時間そこに止まって励まし続け、携帯で救助を要請した後再度仲間のところまで登り返したその精神力と体力のタフネス。仲間を置き去りにしたといって右京を責めるのは簡単だが、はっきりいって誰にでもできることじゃないぞこんなこと。もっと若くて体力のある奴ら、経験豊富な山屋だってなかなかできないことをやってのけたんだ。右京だって死んでいてもおかしくない状況だったんだ。ひとり生き残ったからといって責められるんではひどすぎるだろ。むしろ美談といってもいいくらいだ
そんなこともわかんないような奴らは黙ってろ。せめてそっとしておいてやれ