写真機に繋いで一定時間毎にシャッターを切る装置をインターバルタイマーと言うんだけど、インターバルタイマーを使って撮影したtime lapse(微速度撮影)動画ってのは結構前からかなりたくさんあった
で、前から貼ろうと思ってたのはこれ↓
手製のドリーとマウントシステムでカメラ本体を動かしながら撮影してるみたい。カメラはEOS 5D MarkII
視点が動いてくだけで、今までのtime lapse動画とも違う不思議な感覚がする
本家はvimeo
http://vimeo.com/timescapes
もう一個はこれ
こっちも撮影機材はEOS 5D MarkIIに24mmと90mmのTS-Eレンズとのこと
http://vimeo.com/6037430
こういうのの本家というか元ネタはこれなんじゃないかと勝手に思ってるんだけど
- 作者: 本城直季
- 出版社/メーカー: リトルモア
- 発売日: 2006/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これ撮った本城直季はたしか4x5ぐらいの大判カメラ使って、蛇腹をぐいっと曲げて撮影してた筈
2006年の木村伊兵衛賞受賞、と
で限りなく本城作品に近いニュアンスのこういう動画もあったりして
なんだか盛り上がっておりますな
そしてこういう手法を"ミニチュアライズ"なんて呼び出したのはまだしも、ミニチュアライズ機能を標準搭載したデジカメorビデオカメラまで登場するに至っては少々やり過ぎなんじゃないかという気もいたしますです。はい
で、案の定というかなんというか、どっちが先とかどれが本家でどれがパクリかなんてググるといろいろ出てきますけれど、本城作品が技法としてすごくオリジナルか、というとそういうわけでもないわけで、逆アオリなんつうのは別に写真家なら誰でも知ってるっちゃ知ってる話なのでね。誰が最初か、なんて議論は不毛だと思ったりします
ただ、その2006年に写真集がでて、タイミング良くみんなが作り出したと考えるにはあまりにも盛り上がりを見せてたりするんで、なんかしらの影響があったんではないのかなぁと思っております。感覚的に
ただし高いとこから写真撮ってちょこちょこっとフィルターかけたらそれっぽく見えるよ、なんて簡単なものでもなさそうで技法としてどうこう言うよりもっていうか面白けりゃなんでもいんだよ、俺は
リサーチ不足でなんだか歯切れが悪くなっちゃったなぁ…