オノマトペ

擬音語・擬声語のこと
日本語は欧米にくらべ擬音語が多いとされる

音象徴の現象が最もよく現れているのは、オノマトペにおいてである。オノマトペは直接的な音の模倣による語、または語の音により感覚的印象を表す語で、心の動きを表現する言語でもある。オノマトペには「自然音からの直接模写」、「音象徴性を利用したもの」「一般語彙化したもの」の3段階がある。

http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ykawa/thesis_jp/thesis_2001/akiyama_jp.htm


オノマトペは,日本語の 語彙体系を特徴づける特色の一つである

日英語のオノマトペ(2003皆島)
http://karin30.flib.fukui-u.ac.jp/kiyo/2004/minasima.pdf

ここで音楽的と言うのは、たんにさまざまな音や抑揚やリズムのことなのではない。それはむ しろ、音のない状態すらをも音で表現し、それをまた聞き手に対していかにもそれらしいと感じさせる、こ とばの働きのことである。音と意味の結びつきが〈恣意的〉であるような語に対して、オノマトペでは音と 意味のあいだに〈有契性〉があると言うとき、その〈有契性〉がたんなる“自然音の言語音による転写”の 謂いではないことをいつも念頭に置かなければならないのは、そのゆえにほかならない。

オノマトペ論(滝浦)
http://homepage.mac.com/karmatt/onoma.pdf
幼児言語におけるオノマトペとメタファー(滝浦)
http://homepage.mac.com/karmatt/sumihare.pdf