2019 第1戦カタール予選

Moto3

日本人は5年目となる鈴木竜生(たつき)(21)*1、フル参戦は3年目の佐々木歩夢(18)*2、同じく3年目の鳥羽海渡(18)*3、2年目の真崎一輝(18)*4に加えて、今年からフル参戦となる小椋藍(あい)(18)*5、代役参戦の山中琉聖(16)とここ数年では最も多い6人が参戦となった
山中琉聖は、フル参戦予定だったセルヒ(ジ)オ・ガルシアが年齢制限によって出場できないことによる代役*6ということで誕生日を迎えた後のアルゼンチンGPでの交代となる模様


ライダーのラインナップは昨シーズンの上位ライダーのうち、ホルヘ・マルティン、ディ・ジャンアントニオ、バスティアニーニ、ベッゼッキら4名が中量級クラスにステップアップした中、昨シーズン最終戦バレンシアで鮮烈なデビューウィンを飾ったトルコのジャン・オンジュ(Can Öncü)がフル参戦するほか、あれだけ物議を醸した出来事によりチームをクビになったはずのフェナティがMoto3に復帰している
また昨シーズンはホンダで総合6位のアロン・カネトは今シーズンからはマックス・ビアッジが率いるSterilgarda Max Racing Teamから、KTMに乗り換えての参戦となる


予選は今年からMoto3、Moto2ともにMotoGPに類似したQ1・Q2方式での予選となることが発表されており、Moto3・Moto2に関してはFPでの上位15台がQ2スタート、Q1の上位4台がQ2進出ということになる


今回の予選、日本人選手では真崎と鳥羽がQ2スタート、鈴木、佐々木、小椋、山中はQ1スタートとなった
佐々木歩夢はQ1最後のアタック、セクター3で挙動を乱しタイムを上げることができず、鈴木も5位と一歩及ばず山中ともにQ1で敗退。小椋藍のみがQ2進出した


Q1結果

1 Celestino Vietti 2:06.689 ITA KTM
2 John McPhee 2:06.718 GBR HONDA
3 Ai Ogura 2:06.809 JPN HONDA
4 Raul Fernandez 2:06.834 SPA KTM
5 Tatsuki Suzuki 2:06.884 JPN HONDA
6 Marcos Ramirez 2:07.253 SPA HONDA
7 Alonso Lopez 2:07.318 SPA HONDA
8 Ayumu Sasaki 2:07.373 JPN HONDA
9 Makar Yurchenko 2:07.681 KAZ*7 KTM
11 Ryusei Yamanaka 2:08.179 JPN HONDA


予選Q2では2周目のアタックで鳥羽が2:06.109をマーク。ピットインしてさらなるタイムアップを狙うもコーンフェイルら他の集団に阻まれタイムを縮めることができず、最後までアタックできなかったものの、自己最高位の6番グリッドを上回る予選3番手
フェナティは一度タイムを出した後でピットインしたが、ピット作業に時間がかかりすぎ、2度目の出走が残り時間2分10秒を切っていたためタイムアタックに間に合わず予選11番手に留まった


Q2結果(最終結果)

1 Aron Canet 2:05.883 SPA KTM
2 Lorenzo Dalla Porta 2:06.080 ITA HONDA
3 Kaito Toba 2:06.109 JPN HONDA
4 John McPhee 2:06.308 GBR HONDA
5 Niccolo Antonelli 2:06.373 ITA HONDA
6 Albert Arenas 2:06.526 SPA KTM
7 Tony Arbolino 2:06.621 ITA HONDA
8 Celestino Vietti 2:06.663 ITA KTM
9 Vicente Perez 2:06.670 SPA KTM
13 Kazuki Masaki 2:06.978 JPN KTM
15 Ai Ogura 2:07.363 JPN HONDA
19 Tatsuki Suzuki 2:06.884 JPN HONDA
22 Ayumu Sasaki 2:07.373 JPN HONDA
25 Ryusei Yamanaka 2:08.179 JPN HONDA


残念ながら日本勢は鳥羽海渡を除いて半分より下の方を占めることになってしまったが、決勝レースでの巻き返しに期待したい

Moto2

Moto2クラスは日本勢では長島哲太が昨年までの出光ホンダチームアジアに替わり今年はレミー・ガードナーと同じSAG(ストップアンドゴー)チームから参戦
また昨年に引き続き日本のシャーシメーカーNTSが参戦しているが、オデンダールの負傷により代役でスイス人のジェスコ・ラフィンがワイルドカード参戦している。なお、NTSのもう1人のライダーは今季はジョー・ロバーツに代わってオランダのボー・ベンドスナイデル。ジョーロバーツはアメリカンレーシングKTMから参戦している
ライダーラインナップはミル、クアッタハッホ、バニャイア、オリヴェイラら4名が今季からMotoGPにステップアップする一方、Moto3からのステップアップで4名が新たに参戦
残念ながらMotoGPで振るわなかったトーマス・ルティが再びMoto2に参戦することになった
同じ里帰り組ではサム・ロウズはMoto2継続。パッシーニは今季のシートを獲得できなかったのか名前が消えてしまった


予選Q1はマリーニ、ブレガ、長島、レクオナがQ2へ
Q2はウィーク通して安定してタイムを刻んでいたシュロッターがトップタイム、Q2から進出したマリーニが4番グリッド、マルティンは振るわず11番グリッド
長島哲太はシュロッターの後ろにつけるなど良いポジションでアタックしたがタイムを上げることができず14番手からのスタートとなる

1 Marcel Schrotter 1:58.585 GER Kalex
2 Xavi Vierge 1:58.731 SPA Kalex
3 Lorenzo Baldassarri 1:58.784 ITA Kalex
4 Luca Marini 1:58.804 ITA Kalex
5 Remy Gardner 1:58.819 AUS Kalex
6 Sam Lowes 1:58.845 GBR Kalex
7 Thomas Luthi 1:59.004 SWI Kalex
8 Brad Binder 1:59.038 RSA KTM
9 Alex Marquez 1:59.062 SPA Kalex
14 Tetsuta Nagashima 1:59.397 JPN Kalex

MotoGP

時間切れ

フランコフォニア ルーヴルの記憶

セミドキュメンタリーというかパリ占領時にナチスの収奪から美術品を守ったルーヴル館長ジャック・ジョジャールとドイツから文化財保護のため派遣されたメッテルニヒ伯爵との奇妙な共犯関係を描いた劇パートを主軸に、大戦時の映像と、雑な再現映像、そこにルーブルの収蔵品をふんだんに用いたイメージ映像を散りばめ、ルーブル史というよりもヨーロッパの中でのルーヴル、あるいは美術館という場の誕生、またその意味を大きく俯瞰する
ただ俯瞰が大きすぎて全体として散漫で断片的な印象で、さらにちょいちょいロシア、とくにチェーホフへと思いが飛んでしまうという極めて私的なアプローチではある
ソクーロフ」ということを念頭に置いて観るべき作品で、でなければ視聴を途中で断念していたと思う

どういうわけかヨーロッパ人には民衆や顔を描くことが必要になったのだ
なぜヨーロッパ人はこうなのか
イスラム世界などでは肖像画を重要視しないのに


過去の時代の人々の目を知らなかったら
私はどうなっていたのか

Nice hat!

Urban Dictionary: Nice hat


"nice hat"って"get your head out of your ass (it's not a hat)"の言い換え(湾曲表現)なのか

"get your head out of your ass"は「無意味なことを考えるのは止めろ」とか、「ちゃんと頭を働かせろ」とか*1、「周りに注意を払え」とか、「真実から目を背けるな」とかいうニュアンスらしい
日本語で近いのはなんだろうな、「目ん玉ついてんのかおめー」とか、「何言ってんだこいつ」みたいな感じなのかな


他にも

  • get your head out of the clouds
  • get your head out of the gutter
  • pull your head out of the sand

とか、「頭を冷やして冷静になれ」という意味で

  • take your head out of the oven

みたいな言い方もあるみたい


"[get/take/pull] one's head out of ~"のバリエーション探せばまだありそうだね


Nice hat!

モニタ検討の続き

durrett.hatenadiary.jp

サイズ比較

なんでこんな悩むのかというと43インチ4Kと32インチ4Kの値段がほぼ変わらないというか下手したら43インチの方が安いから
あと16:9よりも16:10とか4:3(16:12)の方が使いやすいんだが*1*2、16:9の方が圧倒的に供給が多く安いという問題があって*3選定が難しい

43インチのサイズ感

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23インチとの比較だとこれぐらいでかい

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27インチはFHDで使うにしてもWQHDで使うにしても微妙

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重ねるとこんな感じ

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43インチの縦の高さは23インチ縦置きとほぼ同じで23インチを縦置きにして3枚並べると43インチと同じぐらいの広さになる
また21.5インチ4面分と同じ
価格帯としても23インチx3も21.5x4もほぼ同じぐらいで43インチ1枚の方がやや安いぐらいか
43インチ1枚にすることによる配線・セッティングの手間の軽減メリットをどれぐらい評価するのかによるか

モニター縦置きの可能性を探る

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実は(実はというほどでもないが)32インチは18.5インチ3面分とほぼ同じ
4Kを3分割すると1面分の画素数は2160x1280とFHDよりやや大きい画素サイズになるので17インチFHDのノートパソコンと同じぐらいの密度感で等倍でも見れなくはないサイズだろう
画面比率は16:9.48と計算上はややスクエア寄りになる
だからなんだと思うかも知れないが縦置き1枚で配信3窓できる*4のは大きな魅力

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27インチ縦置きを3分割した場合は15.3インチx3面になる
WQHDだと3分割して1440x853になる
WXGA+(1440x900)に少し縦が足りないが1440x900だとRetinaになる前のMacBook Pro15インチと同程度の画素・サイズ、と考えると用途によってはアリだなと思えてくる

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23.8、27インチ縦置きとの比較
23.8インチ縦置き時の横幅は13~14インチのノートPCとほぼ同じくらい*5
と考えると23.8インチで縦の画素数が1280程度の製品*6があると丁度いいのだがそういうものは存在しない
近いのはWUXGA(1920x1200)なのだが割高感は否めないしであればもう少し高解像度で大きいサイズのものを、という欲が出てしまう

横+縦

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23.8インチ横置き2段は27インチ縦置きより高く、32インチ縦置きはさらにそれよりも高い
ぶっちゃけ23.8インチ横置きを縦に2段積むのは「高さがありすぎて使いづらそうだな」という印象だが下段を目一杯下げて上段を下向きに倒せばそれほどでもないのかな
32インチ縦置きは高さで70~75cmぐらいで相当高いが40~43インチともなると机の上に縦置きするのは現実的じゃないので縦置きできる限界サイズとも言える

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43インチ横置きと32インチ縦置きとの比較

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逆に32インチを横置きしたときの23.8インチ、27インチとの比較


ぶっちゃけ43インチ1枚置けば縦置きモニターはいらないような気もするんだよな
ただ43インチはいままだ買い時じゃないというか、「コレだ」という商品が自分の中にない状態
HDRならLGの43インチでいいと思うんだがHDRだと倍の値段がする
値がこなれるまで様子見の方がいいのか
正直32インチと43インチの間のサイズと画素のバリエーションがもう少し増えて欲しい

*1:A判・B判の紙の比率は1:√2=10:7(5:7)

*2:Appleのノート製品は今でもアス比はすべて16:10になっている

*3:今ではさらにワイドな21:9や32:9の製品も出てきている

*4:23.8インチFHDでもできなくはないが

*5:13.3インチ1440x900は非Retinaの現行MacBook Air13インチと同程度になる

*6:2048x1280とか

Apex Legends雑感

タイタンフォールからタイタンを抜いた、というフレコミのバトロワゲー
PUBGに比べ素の移動速度が速いが車やバイクなどの移動手段は用意されていない
そのかわりジップラインがあり、垂直ジップラインで再射出みたいなことができる
マップは小さめだが起伏と立体感があってそれほど狭い感じはない
そのせいかエンカウントタイミングはPUBGよりスピーディーで待ちは少ないなという感じ


PUBG、フォートナイト、BO4他のバトロワゲーと大きく違うのは選択するオペレーターごとにアビリティが与えられていて、より連携や戦略的な立ち回りを要求されることだろう
ヘルスも高いので数的有利差がダイレクトに勝敗に直結する
もう一つ他のバトロワゲーと大きく違う点は一度死んだプレイヤーが条件付き(ビーコンの回収とリスポン地点へのアクセス)で復活できるようになっていることで、これによって自分が死んでしまっても分隊が生存していれば復活の望みがある
この2点は非常によくできているなと感心した


公開から3日で既に累計1000万人のアクセスということでフォートナイト初期に比べたら初動は大成功したといえる
今後オペレータの追加やスキンの充実などでどこまでユーザーを維持できるか、マネタイズしていけるかというのがキモになりそうだ